METEOR・レジンキットを2日で完成させる、簡単製作方法
このコーナーでは、METEORフィギュアのレジンキットを手軽に簡単に
製作する方法を解説いたします。
模型誌でプロモデラーの方が行う難しい作り方では無く、高価なスプ
レーや・リューターなどの電動工具を使わない、簡単な作り方です。
初心者の方はぜひご参考にして下さい。
1日目・キットの箱を開けてから、塗装の直前まで
製作に使用する工具と接着剤
1・アートナイフ
ガレージキットやプラモデルを作る際に必ず必要な物。パーツの成型・加工・バリ取り、
モールド彫りなどに使用します。
2・小型ノコギリ
ちょっと大き目のパーツの湯口を切り離すのに使用。
フィギュアを改造する際も使える。
3・彫刻刀
アートナイフではやりづらい削りや彫り加工をする時に使用。グリップが固く、刃も丈夫なので
ガリガリと強引に削ったりする作業に有効。三角刀はスジボリなどに使える。
高い物を買う必要は無く、五本組みで500円位の物で十分。ただし、100円ショップのは切れ
なさ過ぎるので駄目。
4・平ヤスリ
パーツ表面を平らに加工したい時に使用。ヤスリ目の細かい物を使う。
こちらは100円ショップの物で十分。
5・サンドペーパー
パーツをデザインナイフなどで加工した後の仕上げに使う。
今回の製作法では180番の物のみ使用。ただ、320番もあった方が良い。
6・スチールウール
サンドペーパーをかけた後、表面を整える最後の仕上げに使う。
台所用品の細かい目の物を使用。あ、洗剤は付かないタイプです(笑)。
7・瞬間接着剤
レジンキットを組み立てる際の接着に使用。瞬間接着剤には色々種類がありますが、
筆者は「セメダイン・ゼロタイムハイースピード」という物を愛用。結構強力で良いです。
ただ、どの種類の物でも基本的には使用可能。
8・ゼリー状瞬間接着剤+硬化剤
胴体や足の接合部分など、強力にパーツを接着したい時に使用。
9・アルテコ瞬間接着パテ
レジンパーツの大きな気泡やキズ、欠け、あとパーツの接合部分のスキマ埋めに使用。
普通のパテよりレジンへの食いつきが非常に良く、お勧め。
10・ピンバイス+2mmドリル
パーツの接合部に金属線を通す時や、塗装用の”取っ手”を付ける際に、穴を開けるために
使用。
11 2mm径金属線
パーツの接合部分を補強して接着強度を高めたり、逆に取り外し可能にする際のピンにする
ために使用。写真は鉄線だが、真鍮線でも良いです。
11 2mm径金属線
8・ゼリー状瞬間接着剤+硬化剤
9・アルテコ瞬間接着パテ
7・瞬間接着剤
6・スチールウール
2・小型ノコギリ
10・ピンバイス
1・アートナイフ
3・彫刻刀
5・180番サンドペーパー
1・パーツをパッケージから出す。
注型口
2.注型口を切り取る。
この部分が注型口
METEOR・LIBERTYのキットのパーツには、写真の様に、棒状の注型口が付いています。
この部分は不要なので、切り取って、注型口の付いていた部分を平らに成型します。
注型口をカッターのこでゴリゴリと切り離します。
切り離した所。
しかし、パーツ側に根元の部分が残っています。
残った部分をデザインナイフで削り取る。
最後に、180番ペーパーで切断部分を磨きます。
注型口の部分の処理が完了した所。同じ要領で、
全てのパーツの注型口を切り取ります。
処理跡を180番ペーパーで磨いただけだとちょっと
表面が荒いですが、塗装前に下地剤を塗ると目立た
なくなるので、そのままでもOK。
ちょっとキズが目立つ様であれば320番で仕上げる。
3.パーティングラインを消す
ここの線がパーティングライン
注型時に、型の合わせ目にそって出来る段差が
パーティングラインです。プラモデルや完成品フィギュア
でも大抵コレがあります。
これを消す要領は、プラモデルの工作の時と一緒です。
デザインナイフでラインの段差部分を削る。
刃を寝かせる様に使います。
段差が大きい時は、平ヤスリで削る。削りすぎない様に、
あまり力を入れずに少しづつ削っていきます。
仕上げはやはりサンドペーパー。
パーティングラインを消した所。
少しの段差はこの作業で良いですが、段差が大きす
ぎたり、ラインに気泡がある場合は、アルテコ瞬間接
着パテ(後記)を盛って埋めてやります。
4.パーツのバリ取り
髪などの複雑なパーツには、良くバリが付いています。
これも削り取る必要があります。
髪の間にある薄い膜の様な物が”バリ”。
細い線の様な部分は、空気抜きのためのもの
で、これも不要部分です。
デザインナイフで慎重に削り取ります。
ガンダムのアンテナをシャープに加工するのと
同じ要領で。
バリを削り取って成型した髪パーツ。
5.気泡埋め
ちょっと見ずらい写真ですみませんが、
この部分に気泡の欠けがあります。
レジンを注型する時に空気が混じったり、レジン自体が発泡したりすると、パーツに気泡が
出来てしまいます。
気泡の部分は、丸い穴が開いた状態になってしまっているので、これを埋めてやる必要があります。
気泡をパテで埋めるのですが、パテ盛りの前に、
気泡部分をナイフで削って、”わざと”穴を広げます。
気泡の穴を広げる事によって、穴の奥までパテを
入りやすくする、という訳です。
広げた穴
パテ埋めに使用する、アルテコ瞬間接着パテ(以下・瞬間パテ)。
硬化時間の遅い特殊な瞬間接着剤と樹脂パウダーを混ぜて使うパテで、レジンパーツ
への食いつきが非常に良く、オススメの素材。
価格がちょっと高めですが、1箱で意外と量があるので、むしろ割安だと思います。
瞬間パテを説明書の様に混ぜ、気泡部分に
つまようじで盛り付けます。
瞬間パテを盛り付けた所。
瞬間パテは、意外と硬化時間が長く、盛り付けてから
完全硬化まで、30分位は待った方が良いでしょう。
盛り付けた
部分
硬化したら、はみ出た部分をアートナイフで
削り、、、、、
ペーパーで仕上げます。要領は上の作業と一緒です。
レジンキットの製作は、ようはコレの繰り返し。
気泡埋め完成。写真が見ずらいですが(汗)。
なお、瞬間パテ自体に細かい気泡が入る
場合もあり、その時は気泡の上に瞬間接着剤
をたらして硬化させ、あとはペーパーで仕上げ
ると良いです。
瞬間接着剤も、小さなキズや気泡を埋める
時にはちょっとしたパテがわりに使えるので、
このテクニックは覚えておくと良いでしょう。
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