*この記事は、以前ブログで掲載されていた物の再録です。
胴体と翼パーツの拡大写真。 このシリーズのウリのひとつが、この見事な塗装。完成した際に表になる部分は全て塗装が施されており、しかもマスキングなどはほぼ完璧な仕上がり。印刷のマーキング類も非常に美しい。
私が見た完成品玩具や食玩でも、これほど美しい仕上がりの塗装はまれだと思います。バンダイのガンダム玩具や海洋童の食玩などとは雲泥の差で、下手をするとイージーモデル完成品以上。侮れん童友社、、、、。
ちなみに、翼コレクションは、1シリーズにつき6種+シークレットの7種類の塗装があり、パッケージ外観からは判らないトレーディング方式になっています。
旧マルサンの日本機シリーズも、新金型の外国機シリーズも、塗装の見事さは一緒なので、コレクションする価値は十分にあると思います。
と言う訳で、試しにこのキットを組んで完成させてみました。なお、写真の飾り台もキットに付属しています。
基本的にはキットの塗装を生かすため、合わせ目は消さずにそのまま組み立て、パイロットフィギュアなどに一部追加塗装した後、スミイレしてハゲチョロ塗装と汚しを施し、アンテナ線を張っただけ。それだけでこの程度の完成度にはなります。 このキットのもう一つの凄い部分は、パーツがアンダーゲート処理されていて、パーツを丁寧に切り離すと、その跡が全く目立たなくなる事です。また、パーツ精度も高いので、組み合わせると隙間が目立たない。 まさに、「塗装済みキット」としては完璧な仕上がりではないか、と。
こういう素晴らしいキットを発売した童友社には本当に感銘を受けました。完成品でなく、あくまで組み立てる要素を残したのも素晴らしい。 今一番必要とされているプラモデルと言うのは、こういう物だ!と言う実例を見せられた思いです。
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