パッケージ写真
さて、パーツの見た目は綺麗だしモールドもシャープで申し分無いのだが、ドラゴンのキットは、パーツ状態は良くとも、組みあがると”あれれ、、、、”となってしまう事が多々あるので、実際に仮組みをしてみよう。
うーん、、、、見た感じは、某社1/48にかなり似ているよーな、、。現在手元に同キットが無いので直接比較は出来ないが、プロポーション・モールドとも似通っている。
ただ、F1型には無い翼上面のエアブレーキはちゃんと消されており、その点は某社1/48に勝る。
プロポーションは、実機に比べるとやや胴体が太めで、機首が丸っこく、キャノピーが大き目か。正直、実機の胴体はもう少し痩せた感じで、機首もキットより若干丸みが少なく尖った印象。
ただ、そこまで大騒ぎする程の差ではなく、よほどこだわる人以外はキットのストレート組みでもそれほど大きな問題は無いと思う。
心配したパーツの合わせについては大きな問題は無く、かなり良好でストレス無く組めそう。別パーツになっている動翼部もピタッと決まる。パーツの合いに関しては、従来のドラゴン/サイバーホビーの航空機キットよりも向上していると言える。
全体としては高い水準でまとめられた内容で、いくつか気になる点もあるが、現状ではミーティアの1/72キット自体が貴重なので、とりあえずイギリス空軍ファンなら押さえておいても損は無いキットだろう。