ハセガワ 1/48 紫電11型 甲  キット作例              トップページに戻る


パッケージ写真

 ハセガワの1/48紫電は2005年発売の、比較的新しいキット。
 ただ、新しい割にはモールドなどは比較的大人しめで、これより前に発売された1/48紫電改に比べると、むしろアッサリ味の印象。
とはいえ、組みやすく手堅いつくりのキットなので、ハセガワのキットとしては、妙に細部に凝るよりむしろ方向性としてはいいのかも。
パーツはピタピタ合うし、ストレスも無く実に簡単に仕上がる好キットです。タミヤの1/48よりも新しく、1/48紫電のベストキットはこちらかな。


 本作例は、フィリピンのルソン島に配備された機体で、キット付属のデカールを使用。
 紫電は生産数が多い割には写真にも資料にも恵まれず、塗装も地味。しかし、紫電改と違って外地に配備されて激戦地のフィリピン
でも使われているので、むしろ実戦派と言えるかも。
 
 最近は割りと基本塗装は簡単に済ます様にしているので、機体下面はMrカラーのシルバー一色、上面はタミヤアクリルの暗緑色ベタ塗り
です。最近はグラデーションを施すのが流行りですが、何故か自分は単色に逆戻り。昔は飛行機にドライブラシかけてたんだけど(笑)。
 日本機の場合、未塗装銀でも米軍機の様にパネルごとに派手に色調が違っているのか確証が持てないので、とりあえず単色で
済ましています。米軍機に比べて輝きが鈍い気がするし。あと、動翼の羽布張り部分は明灰色じゃなくシルバー塗装な気がするので、
ここもベタ塗り銀で。
 キット付属のデカールは国産でいつものハセガワの質。黄色部分の透けなどは無く、特に問題なく貼れました。


 塗装レシピ
 機体上面        暗緑色
 機体下面        シルバー
 プロペラ         レッドブラウン
 コクピット        インテリアグリーン
 脚収納部・
 カバー内側       シルバー
 主脚柱          シルバー
 タイヤホイール     シルバー
 主翼前縁識別帯    イエロー+レッド




 座席のシートベルトは薄い銅板で自作しています。

 これがその銅板。なんと、百円ショップで売ってた虫除け用に木に巻きつける物で、これがなかなか薄くていいです。
ちょっと拾い物。