タミヤ 1/48 SU-122 キット紹介                                  トップページへ戻る


パッケージ写真

 タミヤ 1/48 SU-122    定価 1700円 

 本キットはタミヤ1/48MMVシリーズのNo.27。
 このキットは、シリーズ15の1/48T34/76のパーツ変更キット。固定砲塔の車体上部を新造パーツで起こしています。
 それにしても、T34系で一番地味なSU-122をキット化したのは凄い。普通、SU-85辺りから来そうなものですが。タミヤは1/35でもSU-122を出しており、妙にこの自走砲が好きみたい。

 SU-122は、1942年にT34車台を使った自走砲のトップバッターとして開発され、開発着手からわずか2ヶ月で試作車を完成させる突貫工事で製作され、1943年始めには前線に配備されて、同年のクルスク戦にも参加しています。
 生産期間は半年ちょっとの短期間だったため、後のSU-85やSU-100と比べると印象の薄い自走砲ですが、ソ連軍が守勢から攻勢に転じる重要な時期に活躍した功労者でもあります。

キットパーツ写真


 SU-122のパーツ写真。 実車同様、足回りと車体下部はT34/76のキットと共通。車体上面と戦闘室周りが新規パーツとなっています。

 車体下部はお馴染みダイキャストパーツ。正直あまり有難い仕様じゃないけど、足回りをガッチリ組めるのは利点。


 SU-122専用パーツ。主砲は可動式です。後部燃料タンクは、新たに金型を起こした丸型の物が付属。
 1/35であった形状ミスはだいたい直されている様で、パッと目にはかなり正確に見えます。資料が少ない自走砲なので、ストレートで十分じゃないかと。


 足回りパーツはT34と共用。このランナーが二枚付属します。キャタピラとホイールは、T34系の中期以降の標準的なタイプ。工具箱やワイヤーロープなどのおまけパーツも付いていて割りとお得。

デカール写真

 資料が少ない車両のためか、マーキングはナンバー類のみ。

 
 全体的に非常にシンプルなキットですが、元の実車も非常にシンプルなのであまりパーツの加えようが無いかも。
SU-122に関しては1/48で出ただけ貴重で、素直にタミヤに感謝しましょう。製作は非常に簡単で、2〜3日で出来ると思います。 



ベルモ
1/48 SU-122
1410円

タムタム
1/48 SU-122
1339円