タミヤ 1/72 ウォーバードコレクション A−129マングスタ キット紹介      トップページに戻る
 *この記事は、以前ブログに掲載されていた物の再録です。

ボックス写真

 タミヤ ウォーバードコレクション A−129 マングスタ 税込み 945円


 ちなみに、こちらはイタレリ版ボックス。

  A−129マングスタは、イタリア軍の装備する、独自開発の現用攻撃ヘリコプターで、AH−64アパッチよりも小型で安価ながら、TOW対戦車ミサイルや対地ロケットを装備する本格的な攻撃ヘリコプターです。
 イタリア軍は、1990年代以降は独自の兵器開発に力を入れていて、アリエテ戦車やチェンタウロ装甲車などの新型AFVも保有しています。 ただ、いかんせん貧乏性なのか、マングスタは現在60機しか生産されておらず、A−129マングスタの改良型、A−129インターナショナルに至っては僅か15機の配備に留まっています。もっとも、攻撃ヘリと言うのは非常に贅沢で高価な兵器なので、多数保有している国は米露などの軍事大国に限られていますが。なお、A−129はイラクにも送られている模様。
  ネットで見つけたA129 MANGUSUTA の写真資料。

キットパーツ写真

イタレリの1/72マングスタのパーツ写真。  イタレリスタンダードのそつなくまとめた簡素なパーツ構成です。機体のサイズはAH−1コブラと同程度。武装パーツはTOW対戦車ミサイルランチャーと対地ロケットポッドが付属。キャノピーは一体成型です。

付属デカール

 キット付属のデカールは簡素で最小限のもの。ちなみに、タミヤ版とイタレリ版は、デカールのマーキングまで全く同じ内容です。

 まだ仮組みなどはしていないのでパーツの合いなどは不明ですが、ちょっと甘くてまったり感のある、普通のイタレリっぽい仕上がりなので、ある程度の埋め加工は必要かも。ただ、パーツ分割はシンプルなので組みやすいと思います。この辺は、悪戯に分割の多い最近の他社メーカーも見習って欲しい所。


 表面モールドは、浅めのスジボリにちょっとまばらなリベットモールドで、あまり実感のある彫刻では無いです。この辺は自国兵器なのだから、もっと愛情が欲しかったなあイタレリ(苦笑)。 コクピットも最小限のモールドとパーツですが、シートにシートベルトがモールドされているので、塗り分けるとそれなりにリアルになるでしょう。 
 まあ、資料も少ない機体なので、細かい事は考えずにあっさりストレートで作るのが良いと思います。それがイタレリキットの正しい楽しみ方。アイテムもマイナーなので、今後他社でキット化される可能性は少なそう。



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1/72 A-129マングスタ 900円