タミヤ 1/48  KV-2  キット作例              トップページに戻る


パッケージ写真

 KV-2のキット内容についてはこちらを参照。
 レビュー後に、1/48のKV-2はホビーボスからも出ている事実を知る。なんせスケール関係は出戻りで情報に疎くて、、、(苦笑)。
 どうも、パーツの細かさなどはボビーボス製キットの方が上の様なのですが、地方ではまったく見かけないキットなので、普通に作る分にはタミヤかな。作りやすさはこちらが上だと思うし。


 本作例は、普通に通常版のキットを使用。99%ストレート組みです。1%の改修点はどこかと言うとライトコードの部分で、キットではコードが途中で途切れているというあまりにも不自然なモールドだったので、削り落として伸ばしランナーで修正。他はなんにもしてません。
 ただ、作例では付けちゃったけど、パーツB9のクリーニングロッドケースはKV-1とKV-2用が共用かどうか判然とせず、気になる人は付けない方がいいかも。実車では装備品の類はあまり見当たりません。

 さすがタミヤだけあって非常につくりやすく、実は他の航空機キットの接着剤が乾く合間に作っていたのですが、こっちが先に完成してしまった位。パテの類はほとんど必要とせず、タミヤセメントの流し込みタイプでばしばし組み立て。ジクゾーパズル感覚です。
 キャタピラは一部分割形式の組み立て式ですが、コツがわかれば片側20分くらいで組みあがります。上部の弛みが再現されているので、最初に上部補助輪の部分から位置決めをして、そこから、起動輪→転輪→誘導輪、と組んでいけばいいかと。作例では念のため足回りを着脱式にして塗装してみましたが、全部接着して後から塗装しても問題ない様です。
 
 塗装ですが、最近の説だと大戦初期のソ連戦車は明るいグリーンという事になってるので、適当にそれっぽく調色。ただ、作例を見てもあのカエルみたいな色はイマイチ馴染めず、オリーブっぽく調節しました。個人的には「初期は明るい」って説もあまり信じてないので。大戦中のソ連戦車は、いまだはっきりした事が判らないんで、ある程度の想像は必要。
 全体的に半光沢仕上げとし、キャタピラは強めに銀ドライブラシを施してみました。あと、鋼製ホイールはキャタピラと接している部分が見事に剥げるので、そこも銀ドライブラシで仕上げ。
 全体にちょっとレトロ風の仕上げになりました。二十年前の作例と基本的にやり方変わってないし(笑)。


 塗装レシピ
 車体        カーキグリーン+サンドイエロー
 キャタピラ     ダークグレー+ブラウン→銀ドライブラシ
 排気管      ハルレッド
 牽引ワイヤー、機銃  ガンメタル
 


タミヤショップ
1/48 KV-2
1900円

ベルモ
1/48 KV-2
1576円

タムタム
1/48 KV-2
1497円