タミヤ 1/48 Kfz.70 クルッププロッツェ  キット作例              トップページに戻る


 キット内容についてはこちらを参照
 今回は、ほぼストレートに組んで見ました。フィギュアが8体も付いてるので、今回はそれを生かす作例としました。

 塗装前にキット付属のフィギュアをセットしてみた所。なかなか悪くない感じですが、やはり荷台がちょっとさみしい。


 
 そこで、タミヤ1/48のジェリカンセットより、ジェリカンと装備品類を流用して載せてみました。簡単レイアウトですが、そこそこ密度感が高まります。


 Kfz.70の車体のみを組んで塗装した状態。フィギュア無しなら直ぐに完成します。1/48に縮小した分模型としての精密感が増し、小品ですがなかなか良い雰囲気。フェンダーなども未加工ですが、薄くて繊細な感じに仕上がっていてキットのモールドの良さを改めて実感。
 車体のジャーマングレーは、現存する実車写真だと結構青みがかっているので、タミヤアクリルXF-24に青を加えて調色。あと、クリアーを混入して半光沢仕上げとしています。AFVは半光沢かグロスで仕上げるのが当方の流儀で。実車は大抵光沢があるのです。




 塗装したフィギュアと装備品をセットした所。なお、MG34とライフルはドイツ軍歩兵セットより流用。ベルトは薄い銅板です。
 フィギュアと装備品は、今回アクリル絵具を使用して塗装。ミリタリー系フィギュアに使うのは初めてで、塗り重ねやシャドー塗装の実験もかねています。

 実は、1/48のフィギュアを8体も同時に塗装するのは初めてで、どの様に塗るかはちょっと悩みました。1/35並に塗り分けるのはシンドイし、1/72レベルでは簡単すぎるし。、、、結局、基本色を塗ってドライブラシで明暗をつけた後、全体に濃い目にエナメル系でスミイレを行い、最後に細部調整を行うというやり方で塗装しましたが、ちょっと修正の手間がかかりすぎ、まだ研究の余地があり。アクリル絵の具は色によってはエナメルシンナーで落ちてしまう事も判り、まだノウハウが足らないなあ。数を作って修行し直さんといかんです。
 1/48のフィギュアは、塗ってみた感じではそこそこ細部まで塗り込めるのですが、今回みたいに数が多いとキリが無いので、適当に省略する事が重要の様です。目は瞳などは特に塗らず、作例の様に陰影だけで済ましたほうがいいかも。
 


 タミヤセメントとの比較。実はこんなに小さい模型なんですよね。
 ただ、このキットの場合、小ささが逆に魅力に繋がっている気もする。1/35にはない、小さい模型としての魅力があり、出来上がってみると悪くない雰囲気です。1/35メインの人も気分転換に製作してみるといいかも。




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1/48 Kfz.70 1700円

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