(この記事は、ミーティアブログに掲載しているレビューの再録です。)
バンダイ 1/144 FG ガンダムエクシア 定価500円 2007年9月発売
当方は1年ほどガンプラから離れていたので、放映当初はアニメを見ていなかったのですが、最近OCNのネット放送で数話を視聴。
感想としては、うーん、イマイチかなあ、、、。基本的にはガンダムSEEDの延長上で、SEED後半のラクス陣営みたいな”超国家的”組織が超強力なガンダムを使って、世界の紛争を力でぶっ潰す、というストーリー。 設定は結構ぶっ飛んでるけど、キャラが相変わらず美少年で自分に酔ってるタイプなので、戦いそのものに迫真性が無く、戦争ゲームをやってるという印象。
やはり、泥臭い戦争物は戦前生まれの富野監督や高橋監督の世代でないと難しいのかも。ガンダム側が悪に見えたりする視点も、歴代シリーズの中ではさほど珍しくもないし。 作画についてはSEEDよりかなり向上していて、戦闘アクションもスピーディー。ただ、意外とケレン味が無くさっぱりした演出なので、SEEDのスパロボ調演出になれたファンには物足りないかも。プラモデルもそれほど人気がある訳でもないみたい。
FGエクシアのパーツ写真。 SEEDディスティニー後期で一旦止まった1/144廉価版キットですが、新TVシリーズとともに復活。今回はFGは主役機メインで、敵の量産型MSは逆にHGのみで発売、という構成の様です。
SEEDの時の廉価版シリーズは手足の関節を大胆に固定したカンタンキットだったのですが、今回のFGは、基本的なヒジ、ヒザの間接は可動する様になっています。イロプラも適度に使われていて、500円キットとしてはなかなか豪華。