バンダイ 1/144 HGUC RX−77 ガンキャノン           トップページに戻る
             シンプル簡易塗装 作例

 記念すべきHGUC第1弾として発売されたキット。

 それまで、1/144スケールでは、HG仕様としてリニューアルされて
きたのはガンダムなどの主役MSだけだったのが、主役以外の脇役
モビルスーツもリニューアルして再キット化される事になり、そのライン
として、1999年に、新たに立ち上げられたのが、このHGUCシリーズ。

 その第一弾として選ばれたのが、このガンキャノンで、1990年代
ガンプラの「スナップキット」「色プラ」「ポリキャップ使用」と言った新仕様で、
初代ガンダムの脇役モビルスーツを現代風にリニューアルしています。

 また、特筆するべきは、本品から、ガンプラの成型色が不透明な透けない
プラ素材に変わった点で、このため、従来の「透ける赤色のプラ地」から、透
けないリアルな質感になり、「塗装しないでもリアルな質感のガンプラ」は、
このHGUCガンキャノンから始まりました。
 この「透けないプラ地」という要素無しには、成型色を生かしたカンタン塗装
などは成り立たず、この成型色変更は、ガンプラにとっては大きな革命
だったと思います。

 このガンキャノン自体は、HGUCの1作目という事もあって、モールドや
合わせなどはまだ今ひとつですが、基本部分はすでに完成されており、今
製作してもさほど遜色は無いです。
 プロポーション的には、映画版「ガンダムV」の新作カットに準拠していて、
肩幅が狭く、小太り気味の体型となっています。
 そのため、出来れば二機そろえて飾った方が良いかも。組み立ては簡単
だし、塗装部分も非常に少ないので、二機作っても手間はかからないですし。


 

簡易塗装の際の塗装箇所

頭部カメラアイ
    エメラルドグリーン

頭部バルカン・胸部ダクト横のバルジ部分
・ビームライフルスコープ部
    イエロー

首の部分・足の付け根の関節部分
足裏中央のバーニア部分・ミサイルポッド
    ダークグレー

*ビームライフルとキャノン・バックパックは
アニメ設定だとミディアムブルーですが、
あえて塗らなくとも問題は無いでしょう*

作例は、以前仮組みしてたのを復活させたので、ミサイルポッドは
紛失してしまいました。まあ、成型色が白なので塗るのがめんどくさいし、劇中で
一度も登場してないので、オミットしても問題無いかな(笑)。