HGUC1/144キュベレイのパーツ写真。
外装が非常に大きくて面積も広いパーツが多いので、1/144にしては大きめのパーツが並びます。初期HGUCなのでパーツ数自体は少なめ。手首のパーツはアサフレックスの様な少し柔らかい素材です。ポリキャップは初期のMGと共通の物。ABSパーツは使用されていません。
パーツのモールドや仕上げは1999年の作という事でちょっと甘めでバリも多少あります。ただ、モールドの甘さは、曲面主体でメカらしさの乏しいキュベレイの場合、そんなに気にならないかも。
HGUCキュベレイのパーツを組んだ状態。
組んでみると想像以上にボリュームがあり、良く1500円で済んだな、という印象。初期のHGUCはかなりお買い得感のあるキットが多いです。
プロポーションは大幅なアレンジは無く、TV版の永野設定画を良く再現していると思います。やや肩バインダーの肩口の形状が直線的に感じる以外はほぼ問題ない外観かと。初期HGUCの中では傑作に属する好キット。
こうやって立体化されたキュベレイを良く見ると、リックディアスの発展型にも見えるプロポーションなのが面白いですね。設定上は繋がりが無い筈なんだけど、同じデザイナーから生まれたMSなだけに血は争えない様で。
初期のHGUCなので可動は今ひとつで、各関節も単純な構造です。ただ、キュベレイはあまりポーズを大胆な取れるデザインではないので、この程度で十分でしょう。各関節は組み立て後にもバラバラに出来る構造で、塗装作業は楽。
腰部分については、飛行ポーズを取らせるために結構可動します。
バインダー内側のディテール。一応永野稿を再現していますが、ちょっとモールドが甘いかも。